窓ガラスと観葉植物

ガラスが割れた時の応急処置、対策方法とは

白い木枠の窓ガラス

ガラスが割れた場合の応急処置としては、破片の片付けを優先することが最も重要と言えます。

理由は単純明快、割れたガラスの破片は鋭く尖っており人が怪我をする可能性が非常に高いからです。

例え小さな欠片だったとしても、ガラスは透明で落ちていることに気付きにくくなっています。

気を付けていても見落として踏んでしまうと簡単に皮膚を傷つけますし、特に小さい子供や犬猫やフェレットなど室内飼いのペットがお部屋にいるなら早急に取り除く必要があります。

雨風を直接受ける窓、人通りの多い玄関や廊下の扉、使用する機会の多い食器棚のような家具といったように、どのガラスが破損したとしても怪我の危険性は高いのです。

割れたガラスの応急処置

ガラスが破損したら「出来るだけ早く片付け無ければ!」、と焦ってしまうかと思います。

ですが、まずは落ち着いて準備をしましょう。

ガラスを片付ける際には、怪我を防止するために皮膚を保護してください。

軍手や長袖と長ズボンなどを着用する、更に素足だと足の裏を傷つけてしまいますから、家の中ではスニーカーやスリッパ、出来れば革靴など底の厚い靴を必ず履くようにします。

割れたガラスの応急処置の基本の流れとしては、大きな破片を集めてから、小さな破片を片付けるようにするということです。

大きい破片は軍手を付けた手で拾い集め、新聞紙などで包んでおきましょう。

小さい欠片の回収は、粘着テープやガムテープを使って行うと怪我をしにくいです。

更に細かい破片が広範囲に飛び散っているような場合には、掃除機を使って集めるのもおすすめです。

ガラスにヒビが入っていたなら

ガラスにヒビが入った程度であれば、ガムテープで補強するという方法もあります。

ヒビが入っている部分は非常にもろくなっているので、ちょっとした衝撃でも影響を受けて割れ落ちてしまいます。

ガムテープで亀裂全体を覆っておけば、風や振動などの衝撃が加わって割れが広がったとしても、破片が落下して周囲に飛び散るリスクを大幅に低下させることができるのです。

破片をテープで覆ったあとは、粘着テープを使って床や窓周辺を丁寧に掃除しましょう。

粉状になったガラス片が落下している可能性があります。

ガラスの破損が大きい場合

ガラスが大きく割れてしまった場合には、穴が空いている部分をダンボールやベニヤ板などで補強しましょう。

補強の際は、ガラス全体をカバーするように補強することをおすすめします。

そうしておかないと、窓枠に残っていたガラスが落下して飛散する危険性が高いのです。

ダンボールで補強しておけば、雨や風が割れたガラスの穴を通して室内に入ってくることを防ぐ効果が期待できます。

応急処置が終わったら

ガムテープやダンボールや板を使って割れたガラスを補修したとしても、破損したことに変わりはありませんし、破損部位が広がらないとも限りません。

ほったらかしにしたままだと、破損部分が拡大する可能性は大いにありますし、防犯面にも問題があります。

特にガラスに穴が開いてしまっている場合、穴の部分から手を入れて鍵を開けることが可能となっている状態と言えるため、空き巣が室内へ侵入する可能性が非常に高くなってしまうのです。

そのため、早めに修理業者を呼ぶなどして新しいガラスに交換する必要があります。

ガラス修理の業者を呼ぶ

基本的に、割れたガラスやヒビが入ったガラスの修理交換はガラス屋へ依頼します。

インターネットでガラス屋を探すと、大手から個人店まで様々なホームページが見つかるかと思います。

地域密着型のガラス屋であれば、早いと連絡した当日にガラス修理に来てくれる場合もあるようです。

なるべく早く来てくれるガラスの専門業者であれば信頼度は高いですが、業者選びの際に一番気になるのは値段ではないでしょうか。

ガラスというものは人々の生活にありふれた存在であり普段は特に気にすることは無いでしょうが、ガラスを修理交換しようとすると意外かもしれませんが値段がかなり高いため、なるべく安く済ませたいところではあります。

ですが、ガラスというものは種類が多く、窓ガラスやドアのガラスなど修理の対象によって必要なサイズや厚みも変わります。

そのためホームページに掲載されている料金と実際の見積りの料金が異なる場合がありますので注意しましょう。

どのようなガラスを取り扱っており工事ができるかもチェックすべきポイントです。

こちらのガラス修理屋の取扱いガラスを見ると様々なタイプのガラスの修理交換に対応しており、年中無休で見積りに来てくれて工事費や処分費も含めた金額を伝えてくれます。

適当な業者だとガラスがサッシにきちんと固定されないこともあるので隙間風や雨水が侵入するといった問題に繋がる恐れがあるという点では業者選びも重要です。

何件かで見積りを取り、安いだけでなく施工のレベルがしっかりしているか、担当者とのやり取りを通じて調査してから業者を決めることをおすすめします。