割れたガラスの修理に使える保険とは

窓ガラスが割れてしまった、そんな時に対応できる保険は火災保険です。

しかしながら、この点に関して知っている人は意外と少なく、結果的に自費で修理をしてしまっている人がほとんどであると言われています。

もちろん、加入保険のプランや内容により異なる点はありますが、補償を活用したからと行って保険料が高くなったりすることはありません。

よって、使える保険は使える時に活用することが重要であるため、窓ガラスが割れてしまった場合には、積極的に火災保険を使うことをまずは検討してみることをおすすめします。

自然災害によってガラスが割れたら

窓ガラスの破損で多いのが、台風などの自然災害によって起きるということです。

このとき、風災補償の対象に含まれているため、積極的にこの補償制度を活用して修理をするようにしたいものです。

自費で修理をするよりも遥かに有効に補償制度を活用して修理することができるため、万が一のときのために念頭においておくことが大切なのです。

他にも木が倒れたせいで窓ガラスが割れてしまった場合や、雪の重さでガラスが割れたなどでも補償が使えるのです。

高層マンションや戸建ての2階3階などでまれにある、鳥がぶつかってガラスが破損した場合にも適用されます。

次に盗難補償です。

泥棒に入られて窓ガラスを壊された時、または、割られてしまったという場合にも火災保険が補償をしてくれます。

このケースは、保険での補償の支払いが最も多いと言われている代表例です。

もし割られたガラスが防犯レベルの高い防犯ガラスだった場合はお見舞金が出る場合もあります。

割れたガラスを修理する時、火災保険に加入していたなら出来るだけ補償金によって修理費用を賄いたいものです。

ですが、もしもガラスをわざと割った場合や原因がわからない場合は対象外となることもあるようです。

更に免責金額というものが設定されており、ガラスの修理費用が免責金額を超過していない場合も対象外になるので注意しなければなりません。

また、地震でガラスが割れた場合は地震保険で賄うため、火災保険のオプションなどで加入していた場合に補償されます。

家具のガラスが割れた場合は家財保険で賄うことになり、こちらも地震保険のように火災保険とセットで加入している必要があります。

補償対象の内容は保険会社によって細かく設定されていますので、ガラスの修理や交換をする時には必ず補償内容をチェックするようにしましょう。